平凡な毎日ですが、その中でもささやかな事件がたまに起こる?

備忘録的にのんびりと綴っていきます。



2012年12月18日火曜日

師走でっせ

冷たい風が吹いてますね~。
そして、どこにいってもクリスマスソング!
テレビの内容も年末らしいプログラムになってますね。
私は師走が何故か好き。
からりと乾燥した空に冷たい空気を吸い込むと、気持ちがきりりと引き締まります。
旦那さんもちょっと前に出張から帰ってきて、
最近出張だらけだったのも手伝って、なんとなくホッと一息です。

皆さんは選挙には行きましたか?
今回は自民党が圧勝でしたね。
ちょっと自民党が勝ちすぎたな~という感じはしますが、
引き続き民主党に任せるという選択肢はなかったんでしょうね。
私も「今回は民主党はないなあ」というのが正直なところでした。
さて、これからどういう方向に進んでいくのでしょうか?
よく目を光らせたいところです。

仕事は順調にほぼ定時帰りをしてまして、
上司にもかなり気を使ってもらっているので、
正直なところ、楽ちんです。
でも、支店自体はいまだかつてない忙しさで
もう一人のアシスタントさんが結構残業をしているので、
もう少し手伝ってあげたいなあという罪悪感もあり。
が、旦那さんも心配するので、心を鬼にして?帰ってます。

因みに休みの日にお弁当のおかずストックを作って、
朝バタバタと2人分、お弁当を作ってますよ。
外食を食べるより、体にいい気がする!
大豆茶を魔法瓶に入れて持って行ってます!

年末は実家には帰らない予定なので、旦那さんと皇居の一般参賀に行ってみようか?
と言っています。
初日の出とかも観に行きたいなあ。でも、東京は太平洋側だから、日の出って見えないんだっけ?
春には久々に帰省して、両親や旦那さんのご両親、そして友達に会いたいなあ。
が、今は辛抱でございます。うむ。

寒くなったので、なかなか紅葉いっぱいの箱根旅行記を書く気になれない私。
そんなわけで、ちょっと写真を。芦ノ湖の遊覧船です。

2012年12月5日水曜日

外でのお仕事、始まりました。

今日は東京は快晴。
12月から池袋の支店に通っております。
3日出ただけなのに、昨日の休みはぐったりして、
旦那さんが出張なのをいいことに、ごんごん寝ておりました。
体が睡眠を求めておるのだ。
旦那さんがメールしてくれたのにも気づかず、放置プレイになっていたようで、
心配して電話をかけてきてくれ、初の海外通話を体験しました。
あっけなく繋がるのね。携帯だと国の番号とかいらないのか。

で、今日は朝から掃除洗濯を午前中に済ませ、ご近所に繰り出しましたよ。
弟夫婦への出産祝いを選ぶこと3時間。
我が家の近くは結構ベビー用品店が多くて、選ぶのもなかなか楽しいです。
でも、人にあげるとなると難しいんだよね。

因みにお仕事ですが、
久々に緊張の為か、16時頃には電池が切れて眠たくなるという・・・。
しかも初日はパソコンもなく、産休に入る友達の資料整理のお手伝い。
ホッチキスをとってシュレッターにかけるという作業をひたすら一日やりました。
ホッチキスをとるのにも実は腹筋が必要だということが分かった私。
1日終わると、お腹がぴりぴり。やはり、なまっているのでしょう。
一応「定時には絶対帰ります!」と約束の上のお手伝いです。
上司も無理にお願いしているという気持ちがあるようで、
「来たいときに来て、帰りたいときに帰って、休みたいときに休んでいいよ。」など言っている始末。
さすがに本当にそれをやったらビビられると思いますが、
猫の手でも借りたいという感じがよくわかりますよね(笑)。
雇用形態も特別で、自営業の形のまま私の言い値で雇ってもらっているので
(といっても常識的な値段ですけど)、
旦那さんも「どんなビップ待遇だ」とびっくりしていました。
そんなわけで、今のところ働きやすいかな。
ただ、支店が変わったので人の名前が覚えられーん。

友達もついに産休に入ってしまったので、木曜日から本格始動です。
お弁当も作り始めようと思います。今日、お弁当箱を買ってきました!
よーし、頑張ろう!

箱根の話はまた今度。

2012年11月28日水曜日

お誕生日 in 箱根①



早くも師走の風を感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

めでたいのかどうかはさておき、先日誕生日祝いの名の下に
箱根に行ってきましたよ。

本当は「赤寶亭」という神宮前の日本料理屋さんでしっぽりとお祝しようと思っていましたが、
テレビの「いい旅夢気分」で連日紅葉特集をみるにつけ、だんだん夢は膨らみ、
一時は吉野山まで構想は膨らみましたが、体調なども考慮に入れた結果、
「紅葉は終わってるのではないか?」という一抹の不安を抱えつつ、
最終的には箱根に着陸。
堪能してきましたよ~。

因みに今まで箱根には日帰りでしか行ったことがなかった私。
今回は強羅に宿をとりました。

一日目の一番のお目当て、仙石原にある長安寺。
五百羅漢が有名なお寺で、表情豊かなお釈迦様が境内のあちこちにいらっしゃいます。
表情豊かで観ているのも楽しいです。







青空に紅葉が映えますね~。
もみじにも色々種類があるので、ちょっとずつ紅が違っていて、
グラデーションも綺麗でしたよ。

因みにこの後、長安寺を出たすぐの場所にある「座りや」さんというお蕎麦屋さんで
十割蕎麦を頂きました。
このお蕎麦屋さん、ぱっと見は普通のお店なのですが、
どうも人気店らしく、私が食べている間にもたくさん予約が入って来て、
かつ、私達以降に来たお客さんがどんどん並んでいて、
驚きましたよ。
偶然入ったお店が人気店なんてちょっと嬉しいですよね!
お出汁がすご~く美味しかった。人気あるのわかるかも。
優しい味で、体が温まった~♪

ちなみにお蕎麦の後はデザートを。
ということで、公時山まんじゅうなるものを1つ。
店構えに歴史を感じますね~。あんこ美味しい。
 


そんなわけで、時間がなくなってきたので、続きはまた。




2012年11月14日水曜日

ニューオータニ&赤坂プリンス

昨日は、仕事を少々放り出して、大学時代の友人とニューオータニの
サンドウィッチ&スイーツビュッフェに行ってきましたよ。

サンドウィッチと聞いていたので、単純にサンドウィッチを想像していましたが、
20種類くらいのサンドウィッチが所狭しと並んでいました。
その他にも塩麹の根菜カレーやサラダ、パスタやドリアなんかも並んでいて、
デザートもたくさんある!
軽い興奮状態で、2人でたらふく食べましたよ。
平日というのもあり、マダム達がまったりしてました。
ガーデンラウンジにて。
大満足でしたよ~(写真ホームページより)♪





ちなみにその後、大谷美術館、お庭の散策、そして、解体中の赤坂プリンスの裏にある
旧館を一緒に見に行きました。
営業してるのかなあと思いましたが、周りが解体中の為、さすがに休業していました。
残念。
ですが、工事日程を見ていると造園工事も入っていて、
きっと樹の移植工事をやっているのかなと、ちょっと嬉しかったです。
大きな樹は出来れば残して欲しいと思ってしまいます。
新植より多分コストUPは免れないですが、出来ればね!

因みにあの丹下さんのビルはまだ解体してないのかなあ、と友達としゃべっていたのですが、
なんと昨日がジャッキダウン初日だったということで、
もっとよく観ておけば良かった~。
友達に伝えると、友人もえらく悔しがっておりました。
写真の上の方の囲いがある階層をジャッキで支えつつ、
解体を進めて、上からどんどん低くしていくそうです。
一見、解体しているなんて気がつきません。
ちなみに昨日1日で2F分解体したそうですよ~。
すごい技術力ですね!!







2012年11月10日土曜日

ひさ~びさの交流会 in 田町

相変わらず、旦那さんは出張中。
それをいいことに?
ひさ~びさに前々職の方々との恒例の交流会に行ってきました。
今年前半は個人的に色々あったので、何度か誘われたにも関わらずなかなか行けず、
ようやく久々に会えたなあという感じです。

この会、思った以上に広がりを見せていて、
H社の中では同じプロジェクトじゃなかったけど、
「○○さんの先輩ですよね?お久しぶりです!」
という感じの方が今回は参加。
春に予定しているBBQには、お隣のプロジェクトにいた方も参加するとのこと。
そして「うちのゴルゴ」と呼ばれていたどうもごっついお兄ちゃんも
次回は来てくれるかもです。
ゴルゴって一体??ちょっと楽しみです。
皆、既に色々なプロジェクトに流れていて一緒に働いているわけではないけど
(私は転職しちゃったし)、でもたまに飲み会を開くと楽しい。

それにしても、Tさんがすごい決断をしていてびっくり。
女も度胸っていうか、迫力あります。
一児の母でもある彼女に今回はゆっくり話を聞けなかったので、
次回色々聞きたいな。

次回は新年会!

秋の花 ホトトギス


2012年11月8日木曜日

映画『アルゴ』行ってきました。

紅葉も進んできてますね。
植物が、春とはまた違った趣で、街並みに彩りを与えてくれます。
目に楽しい季節です。

映画『アルゴ』、観てきましたよ。
ラジオで映画評論家の町山さんがお勧めしていて、ずっと観たかったのです。
ちなみにこの映画、すごくぶっとんだストーリーなのですが、実話なのです。


STORYはこんな感じ↓(ホームページより抜粋)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1979年11月。革命の嵐が吹き荒れるイランで、過激派がアメリカ大使館を襲撃、大使館員を人質にとる。彼らの要求は、悪政の限りを尽くしてアメリカに逃げた前国王の引き渡しだった。
混乱のなか裏口から6人が脱出、カナダ大使の家に身を隠すが、見つかれば公開処刑は間違いない。そして、大使館に捕われた人質も命はない。
絶望的な状況を打破するため、CIAの人質奪還のプロ、トニー・メンデス(ベン・アフレック)が呼ばれた。
トニーの“名案”は、ウソの映画を企画し、6人をロケハンに来た撮影スタッフに仕立て上げ、出国させるという作戦。
特殊メイクの第一人者で、『猿の惑星』でアカデミー賞に輝いたジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)が協力、瞬く間にプロデューサーと脚本が用意され、SFファンタジー『アルゴ』の盛大な記者発表が行われた。
イランどころかアメリカまでも欺き、タイムリミット72時間のハリウッド作戦が始まった! ところが――絶対にバレると反発する6人、脱出者がいることに気づくイラン、緊迫のなかCIAから作戦中止の命令が! 果たして6人の命の行方は――?
 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

当時はカーター大統領の時代だったそうですが、この作戦は18年間は極秘文書として保管され、
クリントン大統領の時代に機密扱いを解除。人質救出作戦の真相が世に明かされたとのこと。
細かい部分は説明を省きますが、特に最後の空港から領空脱出まで、まさに手に汗握る緊迫感でした。
面白かった~!
最後に人質になったアメリカ外交官やイランの街の様子を撮った当時の写真が画面に映されるのですが、
映画の中でも相当忠実に再現されていることがわかります。
私の中で妙に印象に残っているのは、米国大使館のシュレッダーにかけられた資料がイラク人の子供や夫人達の人海戦術により、繋ぎあわされるシーン。
脱出した6人の顔写真がちょっとずつあらわになっていく。
シュレッダーにかけられた資料を繋ぎ合わせようなんて考えたことありませんけど、
戦争になると敵のしっぽをつかむ為に気の遠くなるような作業でも総動員でやってのけるのかと思うと、なんかぞ~っとしました。「こんなこと知らないだろ」って思っていても、いつの間にか裏をかかれるなんてこともあるんでしょうね。

そんなわけで、かなりお勧めの映画です。
良かったら観て下さいませ。
私は勉強せずに行ったけど、当時の人質事件に関して調べていくともっと楽しめたかも知れません。

そういえば、オバマ大統領2期目に入りますね。
アメリカの民主党よりの本、共和党よりの本、貿易なんかの本、それぞれぽちぽち読んだ結果、
大きな政府と小さな政府、どちらがいいのか全く分からなくなってしまいました。
機能的に無駄なく動ければ大きな政府は魅力もあるのですが、
小さい政府よりは無駄になるお金も多いんですよね。
皆が性善説で動けばいいけど、なかなかそうはいかないし。
小さな政府はシンプルといえばシンプル。が、こちらは本当に個人責任。
人種問題も宗教問題も絡んでくるし、
なんだか読めば読むほどアメリカも大変なんだなと思えます。
フランス人が著者の本に書いていましたが、
「アメリカが弱くなった時、自国は耐えられるかどうかを考えた方が良い」というようなことが
書いてありました。
完全に日本はアメリカの核の傘に入れてもらっているので、
もし入れてもらえなくなったら危険です。
やっぱり自分の国は自分で守るしかないのかなあ・・・。









2012年11月4日日曜日

秋のお散歩

昨日、今日と秋晴れが続いております。
私は晴れているとなぜか「最大限にこの日差しを楽しまねば!」という
焦りにかられ歩き回る習性があります。

そんな日は電車に乗るのももどかしいというか。地下鉄なんてもってのほか。
この話、全く旦那さんの賛同を得られませんが、前の職場のアシスタントさんで、
共感してくれた人が確かいました。感性がにてるのかな?ちょっと嬉しかった。

で、実は旦那さんが再び出張に行ってしまわれたので、思いつくままに御近所を歩きまわりましたので、ちょっとご紹介(内容は薄い)。

ほんと寒くなりましたよね。
昨日おニューの洋服を買ったので、いつもより少しおしゃれをして出かけましたよ~。
おしゃれをするといつもの表参道も楽しく歩けますね。完全に自己満足ですが。
ケヤキもほんのり紅葉して、真っ青な秋空に映えていました。


とりあえず坂を登り始めた私。交差点をすぎ、こちらは「YOKU MOKU」です。
これをみて必ず思うのは「青いタイルいいな」ってこと。
私も光沢のある青いタイルを誰かの家の門袖に貼りたかったな。
青いタイルは提案したことありませんが、葉っぱの形の緑のタイルを隙間なく貼るプランは
提案したことがあります。
私は素敵だと思ったのですが、お客様からは却下されてしまった。
もしいつか復帰することがあれば、やってみたいことの一つです。


根津美術館に入ろうかと思ったのですが、展示がいまいちぐっとこなかったので、
通り過ぎて、骨董通りの方へ移動。
岡本太朗記念館でお茶でも飲もうかとおもったけど、
ちょうど日陰になっている!やめよう、やめよう。

で、いつの間にやら「こどもの城」の前に到着し、本屋によって立ち読み(おい)。
そのままファーマーズマーケットで思わず買い物(だって安かったんですもん)。
しょうがないので一旦家に帰る。
今度は表参道から坂を下ります。
相変わらず、すごい人だわ。
渋滞学なんて学問があるようですが、坂道の下は必ず人がたまっている気がする。
気のせいか?

で、明治神宮の前のカフェに到着。
こちらはおしゃれでもなんでもないですが、ぼ~っとするにはいいですよ。
たまに来ます。
今日はシナモンアップルティーとマロンクロワッサンを頂きました。
栗、美味しい!!

ぼ~っとするついでにイギリス人のコリン・ジョイス著 「ニッポン社会」入門という本を読み、
ふむふむ。このコリン・ジョイスさんは10年ちょっと日本で暮らしていたそうです。
本の中では日本を誉めつつ、けなしつつで、特にすごく珍しい話はない気もしたけど、
イギリスの「フェア精神」という言葉は印象に残りました。小さい頃から教え込まれるらしい。
それってどんなこと?ちょっと興味が湧きます。



ふと外を眺めているとなんかちっちゃい着物を着た子達がわんさといるわ。
そろそろ七五三なのね。観光客の方がちびっこの着物姿を撮影する姿が目に着きました。
海外は今、何か休みなんだっけ?観光客がすごく多かったなあ。
因みに今日の花嫁は私が見ただけでも3組なり。明治神宮恐るべし。



そんなこんなで、お参りしたら、違う門(西門?)から出て代々木方面へ。
その後渋谷へよりなんとか自宅へ到着。
なんだかとっても近場を歩きまわった1日でした。
4時間くらいは歩いたかな。
良く眠れそう・・・。

因みに、アシスタント頼まれていた件ですが、短期間だけ引き受けることにしました。
ただ、条件を何個か出したので、それでOKであればですけど。
まだ連絡ないけど、どうなってるのかな。
デザイナーよりは精神的にも体力的にも楽だと思うので、あまり気張らずやろうと思っています。
しかも3人体制なので、その点も安心。2人だと相性がね、どうしても。

2012年10月26日金曜日

三陸に行ってきました③

今日は東京は快晴です。
仕事が早めに終わったので、今日はずっと放置していた三陸最終話を。

前回の続きから。

気仙沼に1泊し、次の日は陸前高田へ。
陸前高田に向かう間も入江という入江が被害に遭っていて、
下ってるなあと思うと必ず、何にもない雑草だらけの土地があらわれるといった感じ。
鉄道もトンネルが崩れたり、線路が流されたり。
因みに地元の方は、鉄道の復旧を!と言っているそうですが、
自治体はバスの運行に切り替えようとしているそうです。
友達の情報によると松島までの鉄道は動いていたそうです。観光地ですもんね。
でもそれから北は線路がまともに残っている部分なんてありませんでした。
線路自体が海に近く、とにかくトンネルが多い。
そして、そのトンネルのことごとくが壊れている。
復旧するには相当な費用と労力が必要だし、もし、街を高台に作るとしたら、
線路自体もルートを変えなければいけないでしょう。
そうするとトンネルをいちから掘らなければならないですもん。
仙台からはたくさんバスが出てましたよ。

陸前高田と言えば、高田松原の中で1本だけ残った「1本松」が話題になりましたね。
ご存知の通り、塩分過多で枯れてしまい、保存するかどうかでもめていましたが、
結局、一度カットして、人工的な処理を施し、震災を忘れない為にモニュメントとして残すということになりました。
私達が行った時は、偶然にもカットする直前で、枯れてはいるものの、本物の松を見ることができました。




震災に遭ってない私が思うことなのですが、
これを残すのであれば、松ぼっくりをまた育てて、
また松原を作った方がよっぽど励みになるのではないかということ。
募金によって資金を集めるそうですが、
他の事に使う方がよっぽど住んでいる人の為になる気がします。
松の葉は偽物で作るそうだし、なんだかなあ。

陸前高田は本当に見渡す限り何もなくて、今まで見てきた町の中で
一番観光以外の人に会いませんでした。
「ここを離れるものか。もう家たてちゃったよ。」みたいな綺麗な家も全くなく、
置き去りにされた感じ。
初めに撮ろうと決めた「頑張ろう」の看板なども皆無でした。
確かに、何もないから、多分生活できない。
皆さん、あちこちに避難したままなのでしょうね。
街機能は少し先の山の中腹に移動したようです。





上の写真の手前の山は瓦礫の山に雑草が生えたもの。
雑草に覆われた山があちらこちらでみうけられました。

1泊2日だけ訪れた三陸でしたが、
ここで育った人がこの土地が好きで、そして、海と共に生活があるというのが
来る前よりもすとんと理解できた気がします。
しかも、片付け自体は結構なスピードで進んでいて、
不景気不景気とはいいつつも「やるね日本!」ということもわかった。
気仙沼での食事中、後ろに座った気仙沼出身の津波に遭遇した方が
「なるようにしかならないからね」と前向きにおっしゃっていたように、
多分福島以外はイチから街の立て直しへ向かって、あとは前進のみ。

が、福島はね、住めない気がするんだよね。
それだったら、早くその方向で動いた方がいいのではというのが私の意見です。
汚染されたものを福島に集めるのが一番いいのではないかと。
もちろん故郷がなくなるのは悲しいけど、
汚染された環境で農業や漁業が発展するとは思えないし、
将来子供達に影響が出てもいいの?というところです。
汚染除去に使うお金を、新しい土地への生活基盤づくりに使った方がいいと思うのです。
皆さんはどう思いますか?


因みにこの陸前高田の後、西へ移動し奥州平泉に行ってきました。
平泉は「仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界遺産に登録されています。
一番印象に残ったのは、庭に興味がある私としては、毛越寺かな。
実は造園施工管理技士の試験にも出てくる「毛越寺」は極楽浄土の世界を再現しようとした
「浄土庭園」です。
暗記はしていたけど、実際に見ると圧巻!
とにかく全てが大きい。迫力ありましたよ。
この池にながーい朱色の橋がかかっていて、その先に御殿があったようです。




毛越寺 庭園


中尊寺 金色堂はその建物の中で撮影禁止なり
中尊寺金色堂の中には結構な数の仏様がおりました。
私は詳しくないので、ぼんやりと観ておりましたが、今まで見た中では仏様がすごい密度で並んでいて、しかも表情も豊かで「上等」という感じがしましたよ(稚拙な感想ですみません)。
金色堂は奥州藤原氏初代藤原清衡天治元年(1124年)に建立したものだそうで、
遺体もこの中に納められているそうです。

そんなわけで、短い東北の旅でしたが、
楽しい旅!という風にはいきませんでしたが、でも、行って良かったなと思いました。
これからも、震災の事は忘れないように、
出来ることはしないとね。

2012年10月23日火曜日

食と演劇

ここ数回適当なタイトルになってしまった。

寒くなってきましたね。ついに羽毛布団を引っ張り出した我が家です。
図面を書くときも、ひざかけをかけてます。動かないから寒いのだろうか・・・。
昨日、図面の仕事をくれている前職の部長から電話があって、
半年間だけデザイナーのアシスタントとして働いてもらえないかと言われました。
うーむ。ただでさえ人がいないのに、12月から1人産休に入るので、相当苦しいみたい。
やってあげたい気持ちもあるんだけど、まま、色々心中複雑でちょっと悩んでおります。

気持ちを切り替え、冬の味覚!
旦那さんが北海道に出張だったので、お土産です!
北海道はすっかり寒くて、職場の人は現地で洋服を調達したらしいですよ。





どどん。
うーん。美味しかったですよ~。特にホタテが美味しかったです。
塩レモンはもちろん、この前青空マーケット(マルシェっていうのか?)で買った
福岡糸島のバジルソースをちょっとかけても美味でした~。
タラバカニは季節ではないらしく、お店においてなかったそうで、
今回は毛ガニとズワイガニのみ。

お土産と言えば、この間友達とご飯を食べて、その時に松島のお土産を頂いてしまいました。
すごく有名なお土産だそうです。私は全く知りませんでした。
創業1327年というから驚きです。何かのご参考に。



で、日曜日は「ルーマーズ」という黒柳徹子主演の演劇を観に行きましたよ~。

水面下で?黒柳徹子ファンの私は、「黒柳徹子、来年は引退?」みたいな噂を聴いてしまったので(本当かは謎)、とりあえず観に行きたい!!とチケットを取りました。
黒柳徹子のお仕事への姿勢や次世代の子供たちへの貢献に、とても心を動かされる。
すごい人ですよね。
そんなわけで、「ル テアトル銀座」へ行ってきました。
海外のコメディドラマを演劇にしたということで、前半騒がしすぎて(アメリカンジョークなのか?)
ちょっと疲れてしまったけど、後半は話がどんどん膨らんでいって、
なかなかおもしろかったです。
黒柳徹子はそのまま黒柳徹子でしたよ。
演技をしているというより、地のままという感じもしたりして。
お話しているのを聴きたいなあ。

では、そろそろ晩御飯の準備をするかな~。


2012年10月14日日曜日

スポーツの秋、芸術の秋、そして読書の秋

ようやく扇風機の掃除しました。
なんだかんだ寒くなりきれずにもう10月中旬ですが、
さすがに半袖はもう寒いですね~。いい加減、衣替えをしなくては。
今日も旦那さんは出勤しております。
そんなわけで、久々のブログ更新。

因みに今月は楽しい行事がたくさんあります。
まさに秋を楽しむといった趣。

先週は初めて「六大学野球」を観戦してきましたよ。
神宮球場にて 東京大学 対 明治大学の初戦でした。


私も旦那さんも神宮球場に入るのは初めてだったので、とても新鮮。
しかも、大学生、若いですね~。
受付付近でチラシを配っていた関係者を高校生かと思ってしまった。
青春ですなあ。
そんなわけで、なんとなく応援しなくても勝ちそうな明治よりは東大を応援してみました。
中学時代、弱小ソフト部員だった私の予想としては、
試合自体ぐだぐだなのだろうと思っていたのですが、
3回までは手に汗握る試合展開で、なんと東大が先制点を3点もとり、
私の周りの方々も「ん?!どうした東大??」みたいな声がちらほら(→身内なのにヒドイ)。
「もしかして、いい試合になるのでは?」とドキドキしていたのですが、
危険を感じた明大もなんとピッチャーをチェンジ!
本気になった明大がこてんぱ?に東大をやっつけて、
3-11にて試合終了。
出だし好調、期待しただけに、ちょっと残念だったかな。
東大の選手達も高校球児だったのでしょうね。
私が思っていたよりもずっと迫力あるプレーだったので驚いたのですが、
明大の出身校を見ていると、甲子園常連校がちらほら。
そりゃ、勝てんわなあと思わずにはいられませんでした。

因みにその夜は妹と妹のお友達と私達夫婦で食事をしましたよ。

で、今週は、メトロ文化財団のコンサートが当たったのでサントリーホールに足を運びました。
今回は舞台の後ろ側の座席(指揮者の顔が見える席)!初体験でした~♪



演奏会のテーマは、「オーケストラと訪ねる 音楽の旅」。
日本の民謡から出発して、ロンドン、ニューヨークのミュージカルをオーケストラとオペラ歌手にて、
交響詩『ローマの松』をオーケストラにて演奏されました。
司会は元テレビ朝日アナウンサーの朝岡聡さん。
司会も上手で、とても和やかな演奏会でした。

因みに指揮棒の動きに演奏者がピタッとついていき、
手の動きによって演奏の雰囲気ががらりと変わったり、一気に盛り上げたりするので、
結構鳥肌ものでしたよ~。
席が席なので、音が聴こえにくかったりするのかと思っていたのですが、あまり気にならなかったです。
逆に音の重なりとかがクリアにわかって私は面白かったなあ。

難点はオペラ歌手が背を向けて歌うところかな。それだけは残念!!

そんなこんなで、赤坂から六本木まで散策し、バスにて帰宅。
どこからわいてきたのか?いわし雲に覆われた空。


そして最後は読書の秋かな。
最近、図書館って素晴らしいということに気が付きつつある私です。
働いている時は「購入派」だったのですが、もっぱら文庫本ばかり読んでいた私。
なるべくかばんを軽くしたかったのもあったのですが、
借りることによって、色々なジャンルの本に手を伸ばせるようになった気がする。
しかも、借りたくても図書館にない本は、リクエストすれば区が買ってくれたり、他の区の本を取り寄せてくれたりするのです。
昔、図書館でバイトしていたので、そのシステムは知っていたのですが、
自分で使ってみるととっても便利!有難いぞ、図書館!と思う今日この頃であります。

面白い本があったら、紹介しますね。

2012年10月4日木曜日

植物の秋、食欲の秋

今週末は3連休です!
東京はまさに運動会日よりです。
バラのサーシャも乾燥した秋空に凛と2輪咲いております。

とろこで、先日我が家の近くで秋を見つけました。


ジャン!



こちらは近くの「いわて牛」屋さんの店の前。
こちらのお店は、店の脇に植物をたくさん育てていて、
その季節季節の植物を店の前に飾っています。素敵ですね。
で、今年一番のハゼノキの紅葉を見つけました。
後ろには秋の代名詞キキョウの青い花が。
その右奥にはこれまた秋を感じさせるシュウメイギクなり。
雨も降っていたので、しっとりとして心に染みいりますね。
あ~、気持ちいいわ~・・・。

ついでにお弁当写真



・ピーマンとマッシュルームの炒め物
・鶏の酢煮&煮卵
・かぼちゃと玉ねぎのマヨサラダ
・きゅうりとわかめの酢の物
・プチトマト
・黒米入りご飯にのりと昆布

鶏の酢煮が美味しかったです(クックパッドからのレシピです)!
晩御飯の残りですが、お弁当にも良かったですよ。








2012年9月30日日曜日

全国都市緑化フェアTOKYO in 日比谷公園

台風が日本の真ん中を通過中ですね。
東京は雨が降ったり、やんだりしています。
今日は旦那さんがお仕事を持ち帰っておりますので、
しばし、ブログ更新。
昨日は「全国都市緑化フェアTOKYO」に行ってきましたよ。

というのも、毎年、職場でガーデンコンテストへ参加させて頂いていたのです。
そして、今年も「一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会会長賞」という賞を頂いたとの知らせを受け、
お天気も良かったので、のぞきに行きました。
どこの展示もなかなか力が入っていましたが、
ひいき目でしょうか?
頭一つ分?素敵なデザインだったと思います。
ちなみにこの賞は特にデザインの観点から優秀と認められる賞だとのこと。


この黒いフレームの屋根の部分に穴があいていて、しずくがぽたぽたと落ちていきます。
石の平板の下は池になっていて、メダカが泳いでいるというもの。
植栽もとても落ち着いていて、「日本の自生種を」という会社のモットーにも沿っていて、
センスが良かった。
今まで出展した作品の中で一番良かったと思いました。
皆様お疲れさまでした。

因みに社内の方、T監督も現場で待機してました。
本当はソーラーで水を循環させるポンプを動かすつもりだったのに、
監督曰く「ソーラーが焼きついた」とのことで、急いでホームセンターでモーターを買ってきたらしい。
相変わらずなんかばたばたな感じが伝わってきましたが、
まあ、通常業務の傍ら頑張ったのでしょうから、パワーあるなあと感じました。
離れるといいところもみえてくるものです。
他にも当番の方々と久々に話せて楽しかったな。

ところで、安藤忠雄さんが「大阪駅前の丸ビルを緑の大木にする」というプロジェクトが来年スタートするそうですね。
一度安藤忠雄さんの講演会に行ったことがありますが、
なりふり構わない行動力と愛のある世界観に「すごい人だな」と思ったものです。
大きなことができる人だな~。

話は変わりますが、東京駅もいよいよ明日オープンですね。
私は新幹線で上京してきたせいか、東京駅には思い入れがあります。
しかも大正ロマン好きなので、なんかね、東京駅ラブなのです。
そんなわけで、
久々に近づけた東京駅になんだか感動してしまいました。
九段下に会社があったので、たまに歩いて東京駅に行っては、
ライトアップされた東京駅に見入っていました。
今では丸ビルなんかがどんどん建ってすごく人が集まる街になっているけど・・・・、
昔からの丸の内ファンの私にとっては少しさみしい気もするけど・・・・、
それは必然だったんでしょうね。
この皇居のまわりを囲む豊かな緑!レトロモダンな東京駅、そりゃあ、素敵な街になるでしょう。



そんなわけで、盛り上がった私は、家に帰って旦那さんとベランダディナーをしましたよ。
虫の声を聞きながら、ひそひそ話すのもなんだか楽しかったな。
たまにはテレビを見ながらではなく、ゆっくり話すのもいいものですよね。



今日の夕飯は
・スペイン風オムレツ
・オクラときゅうりのマヨドレサラダ
・鶏のトマトと白ワインビネガー煮
・パン
・デザート&coffee

満腹でした。

2012年9月26日水曜日

ヘルプ ~こころがつなぐストーリー~

今日は東京は秋晴れです。
今年初の秋の青空かも知れません。気持ちいい!!
秋の花も咲いてますね。


先日「王様のブランチ」で紹介されていた「ヘルプ ~こころがつなぐストーリー~」を
レンタルDVDで鑑賞しました。とても面白かったので、ご紹介。


ストーリーは公式サイトより↓
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1960年代のアメリカ南部。大学から故郷に戻った作家志望のスキーター(エマ・ストーン)は、“ヘルプ”と呼ばれる黒人メイドを差別する白人上流社会に疑問を抱き、メイドのエイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に取材を申し込む。初めは頑なに断るが、親友のメイド、ミニー(オクタヴィア・スペンサー)を巡るある事件をきっかけに、重い口を開きはじめるエイビリーン。社会からの報復を恐れながらもスキーターの執筆に協力する彼女たちの“心の声”は、やがて一冊の本となり世の中に驚くべき変革をもたらすことに―。
NYタイムズ紙書籍ランキングNo.1のベストセラー小説を、実力派女優たちが見事なアンサンブルで織り成し、アカデミー賞(R)助演女優賞をはじめ、全米の映画賞を席捲した感動の物語。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

とこんな感じのストーリーです。
テーマはとても重たいものですが、
スキータ―がとってもイキが良く、また、女優さん達がとても個性的。
暗い部分とユーモアがちょうど良いバランスでまじりあっていて、
2時間半くらいの結構長い映画でしたが、
吸い込まれるように見入ってしまいました。

黒人差別はなんとなく知識として知っていましたが、
私が初めて意識したのは、フランス旅行に行った時なんですよね。
私もちょっと嫌な思いをしてしまいました。
で、その時以来、フランスの街を注意深く見渡すと、
トイレ掃除だったり汚れ仕事は、圧倒的に黒人の方が多いのですよね。
しかも、自分がそれを体験するまで「黒人の方がトイレ掃除に多い」ことを普通の事のように
とらえていた私。
要は差別ってそういうことなんだと思います。
でも、自分が人種差別に遭遇した時、相当のショックを受けてしまった。
びっくりするくらい。だって、落ち度がないんですもん。
オバマさんの自伝を読んでいたら、
初めて「人種差別を知った時」に世の中の色々な事に納得し、
大地が揺らぐような相当なショックを受けたと書いてありました。

この作品、メイド役のヴァイオラ・デイヴィスが主演女優賞にノミネートされましたが、
黒人映画評論家等の一部の人達からは、
『風と共に去りぬ』からもう70年以上も経って、
未だに黒人俳優は同様の「黒人メイド役」で、ノミネートや賞を貰うのか?
あの当時から今まで、そんなに進化してないのでは?
という不満的な批判が出ているそうです。
それに対して
「あなたを含む多くの黒人自身や黒人コミュニティが抱いている、そういう考え方や偏見が、
(俳優を含む)黒人アーティストを絶対的に駄目にしているんだ」
とヴァイオラ・デイヴィスが反論したそうです。

今は人種差別はその頃よりずっと軽くなっているのでしょうけど、
なかなか完全になくなることはない根深いねぶか~い問題ですよね。

そんなわけで、良かったら観てみて下さいませ。

ところで、自民党の新総裁は安部さんになったんですね。
おいおいおい。石原さんよりはましかなとは思うけど、・・・。
やっぱり自民党も相変わらず自民党なんだなと思ってしまう結果ですね。

ううむ。

2012年9月18日火曜日

軽井沢ホテル ブレストンコートにて結婚式

今日は早めに仕事が終わりました~。
昨日は軽井沢に行って、結婚式に参列してまいりました。
会社の同僚と先輩の結婚式でした。
で、まだ若干、その余韻を引きずっている私。
ので引きずっている間にブログ書いてしまいます。

前のブログにも書きましたが、久々にスピーチを頼まれてしまい、
三陸に出かける新幹線の中でスピーチを考え、
それ以来、寝る前とか買い物の帰りがけとか、
ここ一週間、何度となく頭の中でリフレインしてきました。
なんとか紙を見ずにしゃべりたい。
人前でしゃべるのは得意ではないけど、頑張りましたよ。

そもそも軽井沢はポールさんのお庭に車で行ったことありますが、
それ以外も車でのドライブだけで、公共機関で行ったことはありませんでした。
駅前の様子など、新鮮でしたよ。アウトレットもすぐ近くなんですね。
でも思ったよりこじんまりとしていて、案外静かな雰囲気なんですね。
15時15分集合とのことでしたが、13:00にはブレストンコートホテルに着いてしまい、
披露宴は17時からということで、
近くのレストランで「塩麹蒸し鶏定食」なるものをがっつり頂き、
最後にスピーチの練習。小さい声でぶつぶつとしました。
にしても練習って大切ですね。あんまりにも何度も練習した為、
さすがに「もう十分でしょ。」と心にもゆとりが出てきた私。

式場に向かいました。職場のお友達もきたきた。
結婚式の楽しみは、お友達のご家族に会えることですよね。
「このご両親から育てられたのか~」となんだか感慨深く、ルーツが見えるというか、
ちょっと面白いのです。
しかも、全く血のつながりがなかった両家が親戚になるのですから、
なんか不思議ですよね。

因みに会社からは式だけ参加で5人くらい来てました。
軽井沢なのによく来て下さいましたよね。すごい!

そんなわけで式がスタート。
式の最中は写真撮影禁止。
式はとっても感動的でしたよ。
神父さんの言葉がジーンと胸にしみ、花嫁が涙ぐむシーンもありました。
教会は軽井沢高原教会というホテル内にある教会なのですが、
大正10年からある由緒ある教会だそうで、とてもクラシカルな素敵な教会でした。
大正モダン好きな私にはたまりません。







友達もとっても綺麗でしたよ。
ちょっと緊張している感じが可憐でした。

ホテル内での披露宴は、とってもアットホームで楽しかったな。
新郎新婦が近くて、私が思う不必要なイベントが全くなかったので、
楽しいお食事会の様な雰囲気でしたよ。
友達席は、同じテーブルに座った6人だけで、あとは全て御親戚でしたが、
そのほぼ初対面の6人でおしゃべりに花を咲かせました。
新婦の高校時代のご友人とは、また新婦を囲んでお茶でもしよう!
と約束しましたよ~。

私の写真はぶれまくっていて、良い写真がありませんが、






お料理もおいしかったし、豊かな自然の中でとても良い結婚式でした。
軽井沢の自然にリフレッシュもしてしまいました。

因みに私のスピーチですが、まあ、なんとかなりましたよ~。
友達は喜んでくれたかな~。

2012年9月14日金曜日

三陸に行ってきました②

いつ、涼しくなるんだ~~!
鈴虫達は早く出て来すぎたのではないか?
そんな疑問が頭をよぎる今日この頃であります。

ところで、この間申し込んだサントリーホールでのオーケストラのコンサートに抽選で当たった!!
やった~!ラッキ~!!
舞台の後ろにある席に希望を出したので、
指揮者の顔を見ながら鑑賞できます。
でもオペラ歌手や演奏者は私達に背中を向けてしまいますが。
初めての体験です。

では、前回の続きです。
写真は北上川の下流にある大川小学校です。
津波はこの小学校の屋根を超えたそうです。
この学校に今まで津波の被害があったことはないそうで、
避難場所に指定されていたとか。
それも逃げ遅れてしまった原因なのでしょうね。
学校の後ろに広がる平野は昔は住宅がたち並んでいたようです。
旦那さんと一緒に「裏山への通路もないし、逃げるといってもどこに逃げよう?」と現地で言っていたのですが、
新聞によれば、どうも職員の方達も震災前に裏山へ逃げる為の階段を作った方がいいのではという案が出ていたとのこと。




ちょっと息抜きに。


このどんぶりは女川から南三陸にいく途中で立ち寄ったお食事処。
このボリュームで999円なり。
むちゃくちゃ美味しかったですよ。
魚は東京で食べるより、九州で食べた方が美味しいなと常々思っていたのですが(築地には良い品が来ているはずなんだけどなぜなんでしょう?)、全くもって同じ感想。
新鮮だからなんでしょうか?
それとも空気が美味しいからなのでしょうか?
「こんな美味しいお刺身、久しぶり~!!」と感激。
十分な腹ごしらえをした後、また出発です。
南三陸町といえば、防災庁舎がテレビで何度も放送されていました。
後ろに平野が広がっていますが、こんな光景ばかりでした。


ちなみにTBSが取材に来ていましたよ。
実はこのTBSのカメラマンの方と泊ったホテルが同じでした。
カメラマンは絶対カメラを手放さないんですね。
朝食の時にも抱えてらっしゃいました。

私達が旅行したのは、震災からちょうど1年半を迎える直前だったので、
色々な局が取材していたようです。
因みにこの取材を受けている方々はちらっとテレビにでてらっしゃいましたよ。
取材は、被害にあった建造物の今後をテーマにしていたようです。
私は被害にあったわけではないからわからないのかもしれないけど、
想像するに、もし家族がここで亡くなったとしたら、
残して欲しいなあと思います。
祈りの場所がなくなって、津波の痕跡がなくなった方が悲しい気がする。
が、それは人それぞれなのかもしれないですね。
親なのか夫なのか子供なのか、そういうのによっても違うのかな。


こちらも南三陸町。船の高さからみても岸壁が沈んでしまっているのがわかります。
1Mくらい沈んでしまったそうです。
堤防も奥の方は流されてしまっています。
因みにこの間、東京千代田区にある「日本水準原点」を見に行きましたが、
東京でさえ24mm沈んだそうです。地震の威力を感じずにはいられません。



 
小さくて見えにくいですが、「全世界の皆さん有難う」と書いてあります。
本当に色々な国の方の力を借りましたよね。
こんなに助けてもらえるんだと、すごく感動したのを覚えています。
実際被害にあわれた方は、なおのことでしょう。

で、夕方頃には気仙沼に到着。
チェックイン後、街をうろうろしました。
たくさんの漁船が停泊していましたよ。サンマ漁とかイカ釣り漁船とか。


ここが火の海になっていた地域 ほとんど何もありませんでした。

岸壁が斜めに沈んでます。
にしても、復興まではまだまだだとはいうものの、
1年半の間にこの広範囲をよくここまで片付けたものだと本当に感心してしまいました。
海岸の岸壁は沈んでしまっているものの、
相当範囲の道路はなんと1m近く嵩上げされて、アスファルトを打っているのです。


上の写真からもわかるように、右は震災前の道路。左が嵩上げされた道路です。
こんな嵩上げがほとんどの道で行われているんですよ。電柱なんかも立て直してある。
家の周り1m四方に砂利を敷くのだって、ホームセンターで何十袋も必要なのに、
これだけの嵩上げを被災地の道路ほぼ全部にしていくのはどれだけの資材と人の力が
必要なのか、本当に想像もつきません。
そして、被災地のほとんどの場所でショベルカーとか工事車両が色々やっていて、
なんだかね、やっぱり日本は豊かだなあと思ってしまいました。
義援金や寄付もたくさん集まったのはあると思うけど、ちゃんと計画をたてて、
協力してここまで持ってくるのがすごい。
「オールジャパン」ってこういうこと?感動してしまいました。

JR大船渡線鹿折唐桑駅前に乗り上げた巻き網漁船「第18共徳丸」(全長約60メートル、330トン)
ふう。

下の写真は私達が止まったホテル「気仙沼プラザホテル」です。
なかなか良い立地で良かったですが、
ホテルを探しても、ほとんど営業しているホテルが見つからなかったです。
街全体を高台に移転する話もあるようなのですが、
既に海の側なのに新築をたてているお宅もあり、なかなか皆がまとまるとは難しいのだなと感じました。
お店や銀行なんかも高台に行ってしまうと、下ではなかなか暮らしにくいだろうしなあ。


色々考えつつ、ホテルのお料理、海の幸を堪能し、
温泉につかりつつ、深い眠りについたのでした。
次は陸前高田へ向かいます!
今日は長くなったけどここまでにしておこう。
長々と付き合って頂いた方、ありがとうございまいした。