九州の方は大雨ですね~。
実家は大丈夫のようですが、「今まで経験したことのない雨量」と聞き、
映像をみるにつけ、大事にならなければいいけどと心配です。
政治やいじめやのニュースで腹立たしい中、パンダのシンシンの赤ちゃんも死んでしまって、
なんだかどんよりしてしまいますね。
そしてそんな中、今日の話題「初めての入院」
なんだか明るい話題とは言えませんが、まあ、良かったら読んでくださいね。
そうなのです。一昨日昨日と1泊の入院をしてしましました。
なんだか前日からドキドキしてしまいまして、
よくよく考えると、私、入院自体が生まれて初めてだった!
右も左もわからない感じです。
看護婦さんに「大部屋でいいですか?」と聞かれ、うなずくしか思いつかない私。
鉄パイプのベットに6人くらいが並んで各々家族やらなんやらが来るイメージだったのですが、
さすが日赤?
結構立派な大部屋でした。4人部屋だったのですが、一人ひとりのスペースが結構広くて、
収納もなかなか豊富。綺麗なトイレや洗面も各部屋毎についています。
窓も部屋の1面が大きく開けられていて、窓際のベットだったので、夜景が綺麗。
「わざわざ一人部屋にする必要もなかったなあ」と思いました。
因みに窓際のベットしか開いてなかったのですが、窓際は廊下側よりも+2100円也。
なんだかなあという気もしますが、一番いい部屋は+120000円もするので驚きです。
今回の入院で驚いたポイントと2つ。
①看護婦さんってすごい!
いやはや、看護婦さんってすごい職業ですね。
優しく細やかなことまで気を配ってくれます。
たくさんの患者さんがいるのに、ちゃんと適した時間に様子を窺いに来てくれます。
点滴のなくなり具合のチェックやナースコールをいつも手の届くところに置きなおしてくれたり、
不安な私の心をほぐしてくれました。
なんといっても元気がよくて明るくて、私の友達で看護婦さんになった人がいたけど、
こんな風に働いていたんだなとなんだか感動してしまった。
もちろん医師も患者にとっては精神安定剤ですね。
私の主治医の先生は結構説明ベタで、私の中ではいまいちだなあと思っていたのですが、
手術が始まる前や終わった後も朝イチで様子を見に来てくれたので、
すごく安心してしまいましたよ。
こんなケアだけでなく、手術も、外来も担当しているのだから、 どんだけ忙しいんだろうと。
医療現場は大変ですね。責任の重いお仕事だけど、患者は信頼して感謝しているので、
大きなやりがいはあるだろうなと思いました。誰にでも出来る事じゃないなあと思います。
②麻酔ってすごい!
麻酔ってききますね~。
手術自体が初めてだったので、あの光輝くライトや群がる医師や看護婦さんの多さに
ひとまず驚き、いろんな人がいろんなところで私に酸素を鼻から入れる装置をつけたり、
血圧を測る器具をつけたり、胸に吸盤をつけたり、突然腕に痛みを感じてみてみると、
なんか注射が腕に刺さっている。
いつの間に!と思っていると、先生から「○○さん」とよばれ、
「はい」と私。
「まだしっかりしてるな、○○さん」
また呼ばれたなあと「はい」と答えた時点からもう記憶がない・・・。
で、なんだか明るいヨーロッパの様な風景が頭の中をぐるぐると駆け巡り
「楽しい~♪綺麗~♪あれ、私手術台にいなかったっけ?」と目を開けると手術室。
もう一度目をつぶるとまた、綺麗な景色が頭を駆け巡る。
しかも手術室に音楽がかかっていた記憶があるんですが、
気のせいなんだろうか?
目が覚めたのを機に看護婦さん達が私を皆でストレッチャーへ移動。
そして、自分の部屋のベットへさくっと移してくれました。
その後も眠っていて、旦那さんの気配で目が覚めました。
でも一時は旦那さんが2人に見えていたのですが、ようやく一致。
自分でも起き上がれる様になり、あっさり回復。
調べたところによると、同じ手術でも効力の低い麻酔を使っていたりすると、
手術中もかすかに先生の話声とかが聞こえたりするそうです。
だから結構強い麻酔だったのかなあ。
痛みも全くなかったので、ほっとしたけど、
あの綺麗な街並みがくるくる回ったのはなんだったのだろうと不思議です。
面白いですね。
余談ですが、今回手術するに当たり、時間つぶしに持っていったのが図書館で借りたハードカバーの「活断層」という本。
地震の話ではなく、石油貯蔵タンクを自然豊かな島に作ろうという企業と島民の戦いの話。
看護婦さんから「骨太な本を持ってきたね~」と笑われました。
それと、1泊の入院なので、私ひとりで大丈夫だろうと思っていたのですが、
案外旦那さんがこまめに来てくれて、想像以上に心強かったです。
人って弱いものなのね(笑)。
そんなこんなで、そんなに体は辛くないけど、なんとなく脱力してしまって、
今週はゆっくり過ごそうと思います。
ではでは、皆様も健康には気をつけて・・・。
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